- プロジェクターに使う三脚ってどうやって選ぶの?
- 持ち運べるようなプロジェクターの台ってないの?
- プロジェクターを天井に映すにはどの三脚が良いの?
今回は上記のような悩みを持つ方に向けた記事になります。
プロジェクターを使用する際、重要となるのが「三脚」。
台としてはもちろん、快適な投影を実現するためにも必要なアイテムです。
ただし三脚は多種多様の商品が販売されており、どれを選ぶべきか悩むでしょう。
そこで本記事では「プロジェクターで使う三脚の選び方」について解説します。
おすすめの三脚も紹介するので、ぜひ参考にしてください。
プロジェクターに三脚を合わせて、ストレスフリーで映像を楽しみましょう。
おすすめの三脚に関しては、以下の動画でも紹介しています。
目次
プロジェクターを三脚で使用する3つのメリット
もしかすると「三脚なんて無くても良いのでは?」と感じる方もいるでしょう。
しかしプロジェクターに三脚を利用するのは、以下3つのメリットが存在します。
- 調整が簡単
- 持ち運びが楽
- 設置場所の幅が広がる
それぞれどういったメリットなのか、解説しましょう。
メリット①:調整が簡単
三脚を取り付けることにより、プロジェクターの高さや角度などの調整ができます。
プロジェクターを机や棚に置くと、任意の場所に投影するのは困難です。
高さが足りず本を挟んでみたり小物で角度をつけみたり、といった工夫をする必要が出てきます。使用する度にそういった作業をするのは、面倒に感じるでしょう。
一方で三脚は、脚の部分で高さを上下できます。また台を調整することで、角度をつけることも可能です。
ちょっとした操作で調整できるため、すぐにプロジェクターを楽しめます。
メリット②:持ち運びが楽
三脚は持ち運べるため、外出先でも気軽にプロジェクターを利用できるようになります。コンパクトに折り畳めるものもあり、荷物になりづらいです。
プロジェクターを外出先で使うときは、いつも使っている机や棚がありません。
角度や高さ・場所などの関係で、せっかくプロジェクターを持参したのに使えないこともあるでしょう。
また三脚を使わないときは、収納しておけます。机などは出しっぱなしにするしかなく、スペースの圧迫に繋がるでしょう。
持ち運びや収納といったコンパクトに扱える点が三脚の魅力です。
メリット③:設置場所の幅が広がる
三脚は置く場所を選ばず、あらゆるシーンでプロジェクターの利用を可能にします。
なぜなら三脚は地面との接地面が少なく、ちょっとしたスペースで置けるからです。
多少物が散乱していても、難なく設置できます。
例えば凸凹した地面に置きたいときは、支える3点が安定するように調整するだけ。三脚があると、アウトドアで使用する際の砂利や草場が問題になりません。
プロジェクターに使う三脚の選び方
三脚であれば何でも良いというわけではありません。
プロジェクターと三脚には相性があるため、選び方は重要です。
何も考慮せず購入すると、お持ちのプロジェクターと合わない可能性もあるでしょう。
ここからはプロジェクターに使う三脚の選び方を紹介します。
- 天板付きorネジで固定
- 耐荷重を確認
- 可動域を考える
- 脚の種類で検討する
選び方①:天板付きorネジで固定
プロジェクター用の三脚には「天板付き」「ネジ穴で固定」の2タイプがあります。
天板が付いている三脚は、そのままプロジェクターを載せて使用。プロジェクターの底にネジ穴がある場合は、ネジ付きの三脚と接続できます。
ただしプロジェクターが重すぎると、三脚に取り付けられないことがあるので注意が必要です。
またネジ穴の規格には「1/4インチ」「3/8インチ」があります。
三脚とプロジェクターの両方が同じ規格でなければ接続できないため、購入前にはよく確認しましょう。
選び方②:耐荷重を確認
三脚の耐荷重を調べて、プロジェクターの重さに耐えられるか確認しましょう。
三脚には耐荷重が設定されているため、プロジェクターが重すぎると載せられません。
無理やり載せると、三脚およびプロジェクターの破損に繋がるでしょう。ネジで固定するタイプより天板付きの方が、大きな荷重に耐えられます。
したがってモバイルプロジェクターのようなコンパクトなものはネジで固定するタイプ、サイズが大きいホームプロジェクターは天板タイプがおすすめです。
またネジで固定する三脚の中でも「クイックリリース」機能が搭載されているものもあります。簡単に三脚との脱着が可能で、便利な商品です。
選び方③:可動域を考える
プロジェクターの利用シーンに合わせて、可動域のある三脚を選びましょう。
例えばベッドで寝ながらプロジェクターを楽しみたい、といった方は天井へ映像を投影するため、真上に向ける必要があります。
しかし可動域が狭いものや天板付きの三脚だと、天井にプロジェクターを向けられません。
三脚の仕様を見て、左右上下にどれくらい調整できるか確認することが大切です。
選び方④:脚の種類で検討する
プロジェクターの台や支えは、三脚だけではありません。
脚にキャスターが付いているものや一脚タイプ・スタンド型も選べます。
それぞれに特徴およびメリット・デメリットがあるので、以下を参考にしてみてください。
メリット:大きなサイズからコンパクトなものまで種類が豊富
デメリット:脚の部分を広げると場所を取る
メリット:コンパクトで収納性がよく、持ち運びも楽
デメリット:重いプロジェクターは載せられない
メリット:楽に移動させられる
デメリット:場所を取る 持ち運びができない
メリット:地面が広く安定性がある
デメリット:場所を取る 持ち運びができない
三脚 | 一脚 | キャスター付き | スタンド型 | |
サイズ | ○ | ◎ | △ | △ |
重さ | ◎ | ◎ | △ | ○ |
安定性 | ○ | △ | ○ | ◎ |
動かしやすさ | ○ | ○ | ◎ | △ |
収納性 | ○ | ◎ | △ | △ |
インテリア性 | △ | △ | ○ | ○ |
様々な場所で使用する場合は三脚・一脚、家で据え置く場合はキャスター付き・スタンド型が相性的に良いでしょう。
【補足】:おしゃれなDRAW A LINEもおすすめ
CINEMAGEでも販売している平安伸銅工業の「DRAW A LINE」もおすすめです。
「Move Rod」と「Tray」や「Table」を組み合わせることでラックに。
プロジェクターを載せられる機能性と、部屋の雰囲気を損なわないオシャレな見た目を持ちます。
また下部にはキャスターを搭載しているため、簡単に部屋間の移動も可能です。家のどこででもCINEMAGEを楽しめます。(※耐荷重は6kg)
プロジェクターを三脚に取り付ける方法
三脚の取り付け方法は「天板付き」「ネジ穴で固定」「クイックリリース」のそれぞれで取り付け方が異なります。
間違えて取り付けると、破損に繋がるので注意しましょう。
ここでは三脚の取り付け方法を紹介します。
天板付き
天板付きの三脚は、プレートに載せるだけなので簡単です。特に難しい工程はありません。
ただしバランスを崩すと、プロジェクターが落下する恐れがあります。
落下防止バーや付属のベルトで、プロジェクターと三脚をしっかり固定しましょう。
ネジ穴で固定するタイプ
ネジ穴で固定するタイプも、簡単に取り付け可能です。
プロジェクターの底部にあるネジ穴と、三脚のネジ部を接続します。(※ネジの規格に間違いが無いか、購入前に要確認)
ネジに緩みが無いよう、最後までしっかり締めましょう。
以下の記事でも解説しているので、参考にしてみてください。
クイックリリースタイプ
クイックリリースタイプの取り付けは、ネジ穴で固定する三脚とほぼ同様です。
手順①:三脚のクイックリリースプレートを取り外す
手順②:プレートのネジとプロジェクターのネジ穴を接続
手順③:プロジェクターに接続されているプレート部分を三脚に取り付ける
以上の手順にて取り付けは完了。
以下に掲載している動画の「オススメ④」で、実際に取り付けている様子が見れます。
三脚を使って天井に映す方法
三脚で天井に映す際は、プロジェクターのレンズ側を上に向けましょう。
ただし3つ注意点があります。
- 切り欠きに沿って角度を調整する
- 配線が捻れないようにする
- 排気口の確保
切り欠きに沿って角度を調整する
まず自由雲台の場合、切り欠きに沿って角度を調整することです。
切り欠き以外の箇所で無理に角度をつけると、ボール部分が外れたりボール受けている部分が破損したりする可能性も。
切り欠き部分を利用して、慎重に角度をつけてください。
配線が捻れないようにする
プロジェクターに配線が接続されている場合は、高さや角度の調整に注意しましょう。
配線が捻れたり引っかかたりすれば、断線によって映像を投影できなくなります。
また配線の長さが不足していることも考えられるでしょう。
十分な長さのある配線を使用すると、無理な操作なく調整ができます。
排気口の確保
プロジェクターを天井に向けた際、必ず排気口を確保してください。
排気口が塞がれていると、ファンによる排熱が正常に行われません。
するとプロジェクターの内部に熱が蓄積し、故障の原因となることがあります。
またプロジェクターによって排気口の場所は異なるので、天井投影を始める前に確認しましょう。
CINEMAGEはミニ三脚をプレゼント中!
CINEMAGEでは、優秀な機能を備えたプロジェクターを販売しています。
ホームシアターにもなる「Pro」、最新機能をミニサイズに収めた「mini」の2種類がラインナップ。
またCINEMAGEでプロジェクターを購入すると、今ならミニ三脚が付属されます。
このミニ三脚はコンパクトで、持ち運ぶ際は荷物になりません。また可動域が広く、天井投影も可能です。(※ミニ三脚は「Pro」「mini」ともに利用できます)
他にもCINEMAGEの公式LINEを友だち登録すると、1,000円オフクーポンも貰えるので、ぜひご利用ください。
ミニ三脚の使用方法は、以下の記事をご覧ください。
それでは最後にCINEMAGEの魅力を紹介します。
「Pro」と「mini」のスペックは以下の通りです。
スペック項目 | CINEMAGE Pro | CINEMAGE mini |
寸法 | 90mm×90mm×161mm | 72mm×72mm×106mm |
表示方法 | DLP | DLP |
表示サイズ | 40〜300インチ | 180インチ |
解像度 | 1080P | 480P |
メモリ | 2GB | 2GB |
ストレージ | 16GB | 16GB |
スピーカー出力 | 3W | 3W |
Wi-Fi | 2.4G/5G | 2.4G/5G |
Bluetooth | 4.1 | 5.0 |
バッテリー | 8,000mAh | 7,000mAh |
最大利用時間 | 約2.5時間 | 約2時間 |
操作方法 | タッチパネル、リモコン | タッチパネル、リモコン |
CINEMAGEの魅力①:コンパクトなボディサイズ
CINEMAGEのプロジェクターはモバイルタイプで、片手に収まるサイズです。
本体重量も軽く、気軽に持ち運びできます。
三脚と合わせても荷物を圧迫しないため、キャンプなどのアウトドアにも持っていけるプロジェクターです。
CINEMAGEの魅力②:スタイリッシュでオシャレな外観
CINEMAGEは、スタイリッシュでオシャレな外観をしています。
部屋に置いてもインテリアとして馴染むでしょう。
またBluetooth機能を搭載しているため、スマホを接続してスピーカーにすることもできます。
CINEMAGEの魅力③:最大300インチを誇る大画面投影などの機能性
CINEMAGEには様々な機能が搭載されています。
その中でも特筆すべきは、最大300インチ(miniは180インチ)を誇る画面サイズです。
そのためテレビ以上の大画面で、迫力のある映像を楽しめます。
まとめ
今回はプロジェクターで使う三脚の選び方を紹介しました。
購入する三脚次第で、プロジェクターの利用幅は広がります。
用途や環境を考慮して、適切な三脚を選択しましょう。
また三脚は、ただプロジェクターを置くだけの台ではありません。
角度や高さの調整・投影場所の拡張など、プロジェクターをより楽しむためのサポートアイテムです。
プロジェクターと三脚を組み合わせて、様々なシーンで利用してみてくださいね。