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【ホームシアター】プロジェクターの選び方10選【設置方法・スペース】

  • テレビを撤去してホームシアターを作りたい
  • プロジェクターの選び方が分からない
  • 自分に合ったプロジェクターが欲しい!

今回は上記のような悩みをお持ちの方に向けた記事になります。

自宅で過ごす時間が増えた昨今。

映画やライブ・音楽鑑賞などを楽しむため、ホームシアター用のプロジェクター購入を検討している方は多いのではないでしょうか?

しかしプロジェクターと一口に言っても、種類は様々です。規格や性能などに違いがあり、どれを選ぶべきか迷ってしまいます

そこで本記事にて「プロジェクターの選び方10選」を紹介。設置方法や別途必要なものなども解説するので、ぜひ参考にしてください。

自分に最適なプロジェクターを選んで、一味違ったお家時間や趣味を楽しみましょう。

プロジェクターの選び方10選

プロジェクターの選び方10選

プロジェクターは使用する人や環境によって、選び方が変わります。

投影できなかった」「性能不足」といった失敗を防ぐため、自分に合ったプロジェクターを購入することが重要です。

そのためここでは、プロジェクターの選び方10選を1つずつ解説していきます。

プロジェクターの選び方
  1. 投影方式
  2. 解像度
  3. 投影サイズ
  4. 投射距離
  5. 明るさ(ルーメン)
  6. コントラスト比
  7. 台形補正機能
  8. 音(スピーカー機能)
  9. 外部入力方法
  10. プロジェクターのサイズ

選び方①:投影方式

選び方①:投影方式

販売されているプロジェクターは、以下3つの投影方式に分別されます。

投影方式
  • 液晶方式:常時「赤・緑・青」を投射する方法。ホームプロジェクターの主流。
  • DLP方式:鏡に光を反射させて投影する。安価で鮮明な映像を楽しめる。
  • LCOS方式:反射する液晶パネルを用いたプロジェクター。ハイエンドモデルに多い。

投影機方式は、後述する解像度や見え方に大きく関わる部分

ただどれを選んでも、問題なく映像を楽しむことはできます。各々の特長やメリット・デメリットで検討すると良いでしょう。

プロジェクターの投影方式については、以下の記事で詳しく解説しています。理解を深めることが用途に合わせたプロジェクターの購入に繋がるので、ぜひご覧ください。

選び方②:解像度

選び方②:解像度

プロジェクターは映像を楽しむデバイスのため、解像度は最も考慮すべき点の1つになります。いわゆる「画質」と呼ばれるものです。

解像度とは? 映像の細かさ。画素の密度で表され、数値が高くなるほど細かくキレイな映像を見ることができます。

一般的に普及している画質の解像度は以下の通りです。

  • SD(480p):854×480
  • HD(720p):1280×720
  • フルHD(1080p):1920×1080
  • 4K(2160p):3840×2160

テレビの画面などを目を凝らして見ると、小さいドットの集合になっているのが分かると思います。そのドット総数が解像度の数値です。

当然解像度が高くなるにつれて、価格も上がる傾向にあります。

4Kを搭載したハイエンドモデルは、数十万円を超える商品も。

一方HD画質で十分という場合は、5万円以下でも購入できます。

プロジェクターは映像を楽しむものなので、最低でもSD画質(480p)以上はほしいところ。

予算と相談しつつ、自分が求める画質のプロジェクターを選びましょう。

選び方③:投影サイズ

選び方③:投影サイズ

映像を壁やスクリーンに映すときの画面サイズです。

各プロジェクターで、投影できるサイズや調整範囲に違いがあります

画面の大きさを調整できる」「テレビ以上の大画面を楽しめる」といった部分は、プロジェクターの魅力です。

そして使用する環境によって、ほしい投影サイズも変わってくるでしょう。大きな部屋なら、大画面でないと物足りなくなります。

対して近くに投影するなら、ある程度小さい画面でも問題ありません。むしろ大きい画面だと、見づらくなってしまいます。

投影サイズは、実際に利用することを考慮して選んでみてください。

選び方④:投射距離

選び方④:投射距離

投影サイズと合わせて考慮しなければいけないのが「投影距離」です。

投影距離は、投影するために必要な距離のことで、距離と画面サイズは比例しています。

そのため投影したい場所とプロジェクター間の距離が開くほど、大画面で投影することが可能です。

ただし、プロジェクターごとに同じ距離でも投影できるサイズは異なります。さらに投影できる距離の範囲とサイズにも差があるため、注意が必要。

考慮すべきは「プロジェクターと投影する場所の距離」と「投影したい画面のサイズ」です。実際の使用環境と照らし合わせて、最適なものを選択しましょう。

選び方⑤:明るさ(ルーメン)

選び方⑤:明るさ(ルーメン)

画面の明るさも選び方で重要になってくる要素です。

基本的に夜などの暗い状況で楽しむイメージがあるプロジェクター。

しかしプロジェクターの明るさによっては、昼間や電気を点けていても映像を楽しめます

例えばテレビの代わりにプロジェクターを設置したいという方だと、昼夜問わずに利用できるのが理想です。

目安としては暗い場所なら50ANSIルーメン(1,000ルーメン)以上明るい場所なら150ANSIルーメン(3,000ルーメン)以上の明度があると、安定した映像を見れるでしょう。

またプロジェクターの明るさは「ルーメン」もしくは「ANSIルーメン」という単位で表されます。

「なぜ表記が2つあるのか」や「何が違うのか」などは、以下の記事を参考にしてください。

選び方⑥:コントラスト比

選び方⑥:コントラスト比

コントラスト比とは、映像の鮮やかさを表す指標です。

具体的にいうと、画面の「1番明るい箇所(白)」と「1番暗い箇所(黒)」を比率にした数値。

暗い箇所(黒)を1として表されます。したがって「1000:1」のコントラスト比は、白が黒の1,000倍明るいということです。

鮮明でハッキリとした映像を視聴したいなら、コントラスト比にこだわりましょう。

選び方⑦:台形補正機能

選び方⑦:台形補正機能

使用する場所によっては、プロジェクターを壁やスクリーンの正面に置けないこともあるでしょう。

そこで役に立つのが「台形補正機能」です。

投影角度がずれたことで発生する、映像の歪みを修正します。

一人暮らしの狭い部屋や、家具で設置する場所が限られているときなどに重宝する機能です。

また中には自動で補正してくれるプロジェクターもあり、自分で調節する手間が省けます。

選び方⑧:音(スピーカー機能)

選び方⑧:音(スピーカー機能)

映像の質とともに重視されるのが音(スピーカー)です。

キレイな映像なのに、音質や音量が不足していると台無しになります。

ただし音の聞こえ方や質などは、実際に利用してみないと分からない部分です。

音にこだわりがある方は、別途スピーカーを用意するのが良いでしょう。

プロジェクター用のスピーカーについては、以下の記事をご覧ください。

選び方⑨:外部入力方法

選び方⑨:外部入力方法

外部入力方法は、よく確認すべきポイントです。

プロジェクターで投影する映像は、外部からデバイスを接続してデータを送ります。

そのため、外部のデバイスとプロジェクターを繋ぐ方法が無いといけません。

一般的にパソコンやスマホなどを接続する際は、HDMIケーブルおよびHDMI端子が必要です。

Android OSが搭載されているプロジェクターは、プロジェクター単体でYouTubeやNETFLIXなどを楽しむこともできます。

選び方⑩:プロジェクターのサイズ

選び方⑩:プロジェクターのサイズ

プロジェクターを選ぶ際は、本体のサイズも確認しましょう。

高解像度高コントラストなど性能に伴って、サイズも大きくなる傾向があります。また重量も相当なため、一度設置すると移動させるのが困難です。

ホームシアター専用の部屋なら、サイズの心配はありません。ただしリビングや寝室など色んな場所で楽しみたい場合は、小型のプロジェクターがおすすめです。

小型のプロジェクターでも、フルHD(1080p)や200ANSIルーメンといった高性能な商品も販売されています。

一人暮らしなどの限られたスペースでも楽しめるのが、小型プロジェクターの魅力です。

プロジェクターの設置方法や必要なもの

プロジェクターの設置方法や必要なもの

プロジェクターを購入する際、選び方の他にも知っておくべきことがあります。

それが「設置方法」と「投影に必要なもの」です。

選び方と同様に、利用する場所や目的次第で、購入すべきプロジェクターが変わってきます。

用途に合ったプロジェクターを購入するためにも、参考にしてください。

設置方法

設置方法

プロジェクターの設置方法は、主に以下の4つです。

設置方法
  • 据え置き型
  • 天井吊り下げ型
  • 壁設置型
  • ポータブル型

各々でメリット・デメリットがあり、使い勝手は違います。

性能面だけ見て購入しても、設置できなくては意味がありません

自分が使おうと思っている環境を想像しながら、解説をご覧ください。

据え置き型

据え置き型

テーブルや棚の上に置いて投影する方法です。

家庭用プロジェクターの中でも比較的大型のものが、据え置き型に該当します。

据え置き型のメリット・デメリット

メリット:映像が安定しており、高画質なタイプが多い。ある程度なら場所の移動も可能。

デメリット:サイズが大きく、持ち運びには向いていない。物を多く置いている部屋では使えない。

また超短焦点プロジェクターであれば、壁との距離が30cmでも投影可能です。

自宅などでホームシアター専用の部屋を作りたい方におすすめ。

天井吊り下げ型

天井吊り下げ型

天井にプロジェクターを設置する方法。場合によっては、業者による工事が必要です。

ただ最近では、シーリングライトと一体になっているプロジェクターも販売されています。こちらは工事が不要で、簡単に設置可能。

天井吊り下げ型のメリット・デメリット

メリット:天井のデッドスペースを活用できる。遮る物が無く、家具などが多くても投影できる。

デメリット:部屋の構造次第では、投影が難しい。一度設置すると、移設できない。

一人暮らしなどのあまり家具が置けない状況でも、天井が利用できるのは大きなポイントです。

プロジェクター自体が邪魔にならず、インテリアとしてもオシャレになります。

ただし壁やスクリーンに大画面を投影するには、それなりの距離が必要なので注意してください。

あらかじめ設置場所と投影させる場所の距離を確認しておきましょう。

壁設置型

壁設置型

投影したいスクリーンの対面や、超短焦点プロジェクターをスクリーンと同じ側の壁に固定する方法です。

壁に設置するため、天井吊り下げ型よりも取り付けが安全で容易になっています。

壁設置型のメリット・デメリット

メリット:部屋の空間を有効活用できる。投影距離の確保で、大画面の映像を楽しめる。

デメリット:設置で壁を傷つけるため、賃貸には不向き。一度設置すると、移設できない。

主に教育や研修・会議などのシーンで使用されることが多い模様です。

また壁への設置が自由な、持ち家がある方にもおすすめ。

ポータブル型

ポータブル型

ポータブル型は、あらゆる場所に携帯して投影することができるプロジェクターです。

バッテリーを内蔵しているものが多く、電源も必要ありません。

CINEMAGEはデザインにもこだわっているのでインテリアにも馴染みます

三脚などがあれば投影位置の調整も簡単にでき、本体が小さいので使わないときは収納しておくこともできます。

投影できる壁やスクリーンなどがあれば、いつでもどこでも映像を楽しめます。

ポータブル型のメリット・デメリット

メリット:小さく軽いため、持ち運びが簡単。使用しないときは収納できる。

デメリット:画質や明るさは他のタイプに劣る。充電する必要がある。

ポータブル型が優れている点は、その手軽さ

自宅の各部屋での使用はもちろん、屋外や出先でも使用できるのは他のタイプには無い楽しみ方です。

必要なもの

プロジェクター単体だけでも、映像を視聴することはできます。

ただしプロジェクターや設置する部屋次第では、別途購入したほうが良い物も。

プロジェクターをより楽しむために、用意すべき物は以下の2つです。

必要なもの
  • クリーン
  • スピーカー

スクリーン

スクリーン

スクリーンがあると、キレイな映像を投影できます。

壁の色や模様・加工などで投影が難しいこともあるため、スクリーンはおすすめです。

固定型」「折りたたみ型」「壁紙型」などの種類やサイズも豊富。

使用するシーンやプロジェクターの投影サイズなど、よく考えて購入しましょう。

ただし壁に直接投影することも可能です。

「白を基調とした色合い」「凸凹の少ない模様」という条件が整っていれば問題ありません。

純粋な白じゃない壁に投影
模様のある壁に投影
少し凸凹のある壁に投影
凸凹のある壁に投影

上記のようなタイプの壁でも、支障なく映像を楽しめます。

壁に直接プロジェクターを投影したい方は、以下の記事を参考にしてみてください。

スピーカー

スピーカー

スピーカーを内蔵していないプロジェクターを購入した際は、スピーカーが必要になります。

またスピーカーを搭載していても、映画館のような高音質・大迫力で楽しみたい方も用意すると良いでしょう。

スピーカーを購入するときは、該当のプロジェクターと接続および対応しているかをよく確認してください。

プロジェクターにおすすめの外部スピーカーは、以下の記事で解説しています。

コンパクトで手軽なモバイルプロジェクターがおすすめ

プロジェクターCINEMAGE mini

ここまでに紹介した中でも、やはりおすすめは「モバイルプロジェクター」です。

バッテリー内臓で手軽に持ち運べる上、大画面での視聴も楽しめます

天井投影や寝室・アウトドアでの使用など、幅広いシーンで活用できるのは魅力です。

使わないときは収納できるため、場所も取りません。

モバイルプロジェクター1つあれば、どこでもいつでも好きに映像を堪能できます

おすすめモバイルプロジェクター|CINEMAGE

おすすめモバイルプロジェクター|CINEMAGE

今回紹介した選び方を踏まえて、ホームシアターを作りたい方におすすめなのが「CINEMAGE」です。

持ち運びが容易なサイズであるのに関わらず、高スペックを搭載しています。

また外観もスタイリッシュで、オシャレなインテリアとしても違和感がありません。

Pro」と「mini」があり、それぞれのスペック表は以下の通り。

スペック項目CINEMAGE miniCINEMAGE Pro
本体サイズ72mm×72mm×106mm90mm×90mm×161mm
表示方法DLPDLP
表示サイズ180インチ40〜300インチ
解像度480P1080P
メモリ2GB2GB
ストレージ16GB16GB
スピーカー出力3W3W
Wi-Fi2.4G/5G2.4G/5G
Bluetooth5.04.1
バッテリー7,000mAh8,000mAh
最大利用時間約2時間約2.5時間
操作方法タッチパネル、リモコンタッチパネル、リモコン

特筆すべき以下のポイントを詳しく紹介していきます。

設置方法
  • 良質で大画面の映像
  • プレミアムオートフォーカス機能
  • 200ANSIルーメンを誇る輝度
  • 3Wのデュアルスピーカーで高音質を実現

良質で大画面の映像

良質で大画面の映像

DLP方式により、鮮明で高画質(Pro:1080p、mini:480p)の映像を投影。また最大で300インチ(miniは最大180インチ)の大画面を設定できます。

またUSB端子やWi-Fi機能など、外部入力も多彩。HDMI接続も可能なため、家族や友人と大画面でSwitchを楽しめます。

プレミアムオートフォーカス機能

プレミアムオートフォーカス機能

プレミアムオートフォーカス機能を搭載しており、自動で映像のピント調整や台形補正を行ってくれます。(miniは手動フォーカスのみ)

置く場所を度々変えるモバイルプロジェクターにとって、便利なシステムです。

したがって、場所ごとに面倒な調整をする必要がありません

200ANSIルーメンを誇る輝度

200ANSIルーメンを誇る輝度

CINEMAGE Proは200ANSIルーメンの明るさがあり、家庭用モバイルプロジェクターでは高レベルの明るさを誇ります。(miniは100ANSIルーメン)

部屋の電気を点けた状態
部屋の電気を点けた状態
部屋の電気を消した状態
部屋の電気を消した状態

昼間や部屋の電気を点けた状態でも、鮮明な映像を投影。テレビのように普段使いとしても、活躍してくれます。

3Wのデュアルスピーカーで高音質を実現

3Wのデュアルスピーカーで高音質を実現

3Wのデュアルスピーカーを搭載しているため、別途スピーカーを購入する必要がありません

モバイルタイプながら、高画質と高音質を兼ね備えているのは「CINEMAGE」の優れているポイントです。

またBluetooth機能があるので、スマホを繋いでスピーカー代わりにすることもできます。

まとめ

今回は「プロジェクターの選び方10選」を紹介しました。

実際にホームシアターを作るとなれば、手間やコストがかかります。

またプロジェクターと使用する部屋の相性的に、設置できないこともあるので、購入前にはよく検討すべきです。

一方「CINEMAGE」は、それ1台でホームシアターが完成するプロジェクター。

多種多様の便利機能を搭載し、設置に場所も手間も取りません。

あらゆるシーンに利用できる「CINEMAGE」で、プロジェクターのある暮らしを体験してみてください!