一人暮らしでも大画面のホームシアターを楽しみたいけれど、1K1ルームでもできるのか不安、どんなものが必要なのかわからないという方も多いのではないでしょうか。
プロジェクターを使用することで、1ルームの一人暮らしでもホームシアターを実現することは可能ですし、ホームシアター以外のメリットもたくさんあります。
今回の記事では、一人暮らしでホームシアターを作るために必要なものやおすすめレイアウト、注意すべきポイント、おすすめのプロジェクターをご紹介していきますので、ぜひ最後までご覧ください。
目次
一人暮らしでプロジェクターを使うメリット
プロジェクターを導入すると、大画面でホームシアターを楽しめることが1番のメリットですが、そのほかにも一人暮らしならではのメリットもあるのでご紹介していきたいと思います。
- スペースを有効活用できる
- テレビより安価に大画面を実現
- テレビの代わりになる
- 動画サービス・ゲームを大画面で楽しめる
スペースを有効活用できる
一つ目のメリットは「スペースを有効活用できる」という点です。
一人暮らしの限られたスペースの中、テレビは配置を迷う家具の一つです。
テレビの場合はテレビ台も必要になることが多く、余計にスペースをとってしまい移動も大変です。
一方、プロジェクターであれば使う時だけテーブルの上に置いて使うことができ、不要な時は棚などにしまっておくことで部屋のスペースを有効活用することができます。
テレビより安価に大画面を実現
一人暮らしをするために家具を揃えると、かなり大きな出費になりますよね。
国内主要メーカーの50インチ液晶テレビを例にすると、10万円を超えるものが多く見られます。
一方プロジェクターは、5万円前後で180インチクラスの大画面を実現できるものもあります。
プロジェクターがテレビの代わりになる
テレビがないとテレビ番組を見たい時に困ると思われるかもしれませんが、TVチューナーを接続したり、TVerなどのアプリを使用したりすることで、プロジェクターでもテレビを見ることができます。
そのため、テレビの購入資金をホームシアター構築に回して、より良い環境を作るのもおすすめです。
以下の記事で、プロジェクターでテレビを見る方法をご紹介しているので、気になる方はチェックしてみてください。
動画サービス・ゲームも大画面で楽しめる
ホームシアターは映画を楽しむだけのものではなく、YouTubeやNetflixなどの動画サービスやゲームも大画面・大迫力で楽しむことができます。
友人と一緒にゲームをするときに、画面が分割されても一つ当たりの画面が大きいのが大画面のメリットです。
例として4人で画面を分割するゲームでも、100インチで投影すれば下図のように一人当たり50インチの画面が確保できます。
ホームシアターに必要なもの
ホームシアターを構築する際に必要なものは以下の通りです。
- プロジェクター
- スクリーン
- スピーカー
- 映像再生機器
おすすめのプロジェクターについては後ほどご紹介しますが、一人暮らしの場合は大きすぎないモバイルプロジェクターがおすすめです。
プロジェクターにはスクリーンが必要になりますが、壁紙が白で模様もほとんどないようであれば壁に直接投影することもできます。
一人暮らしでは音漏れが気になる方も多いと思うので、スピーカーの代わりにイヤホンやヘッドフォンを使用することもおすすめです。
映像再生機器については、DVDが見たい場合はDVDプレーヤー、Netflixなどの動画配信サービスを見たい場合はFire TVなど、用途に合わせて用意してください。
なお、Android OSを搭載しているプロジェクターであれば、プロジェクター本体だけでYouTubeやNetflixを楽しむことができます。
一人暮らしでホームシアターを楽しむためのレイアウト
ここからは、一人暮らしでホームシアターを楽しむためのレイアウトについてご紹介していきます。
限られたスペースでも家具のレイアウトやプロジェクターの配置を工夫することで、大画面のホームシアターを楽しむことができるのでチェックしてみてください。
1K8畳でプロジェクターを使うためのおすすめレイアウト
まずは1Kとしては少し広めの、8畳の部屋でプロジェクターを使う場合のレイアウト例をご紹介します。
部屋が広いため、部屋の中央部にテーブルを配置し、その上にプロジェクターを置いて投影しても十分大きく投影することができます。
小型のモバイルプロジェクター「CINEMAGE」なら、投影距離1.5mで約55インチサイズで投影可能です。
サイドテーブルや三脚を使用して、ソファーの後ろにプロジェクターを配置すれば、100インチ以上で投影することもできます。
1K6畳でプロジェクターを使うためのおすすめレイアウト
続いて、1K6畳の部屋でプロジェクターを使う場合のレイアウト例を2つご紹介します。
1つ目は、窓際にベッドを置いて一番広い壁に投影するレイアウトです。
8畳の部屋では中央のテーブルにプロジェクターを置いても55インチ以上のサイズが確保できましたが、6畳では厳しいためソファーの後ろに配置しています。
2つ目は、ベッドを壁側に配置して窓側に投影するレイアウトです。
窓側に投影することで投影距離が確保でき、イラストのレイアウトでモバイルプロジェクター「CINEMAGE」を使用すると、約80インチのサイズで投影できます。
一人暮らしでプロジェクターを使う上での注意点
ここからは、一人暮らしでプロジェクターを使う上で注意すべき点を解説していきます。
プロジェクターを導入してから困ることがないよう、事前にチェックしておきましょう。
- プロジェクターを置く場所を確保する
- プロジェクターの前にものを置かない
- 壁に模様がないか確認する
プロジェクターを置く場所を確保する
1つ目は、大前提としてプロジェクターを置く場所を確保する必要があるということです。
床にプロジェクターを置いてしまうと、角度がつけられずに投影できない場合があるので、テーブルなどの置く場所が必要になります。
三脚用ネジに対応しているプロジェクターであれば、三脚に設置できるので高さ調整なども簡単です。
また、プロジェクターを使用しないときにしまっておきたい方は、収納場所も考えておきましょう。
プロジェクターのサイズや重量は、メーカー・機種によって大きく異なるのでプロジェクターにあった場所を用意する必要があります。
なお、モバイルプロジェクターのように小さなプロジェクターであれば、使わないときは棚などに置いておくことができて省スペースです。
プロジェクターの前にものを置かない
2つ目は、プロジェクターとスクリーンの間に障害物となるものを置かないという点です。
前の章でご紹介したレイアウトは、プロジェクターからスクリーンとなる壁の間に障害物を置かないようにしています。
もしも間に障害物があると、投影された映像に影が映ってしまい、障害物を避けようとすると投影サイズが小さくなってしまいます。
そのため、できる限り家具やものはスクリーンから離れた壁際に配置しましょう。
壁に模様がないか確認する
最後に、スクリーンとなる壁に模様がないか確認しましょう。
壁紙が黒やグレーなどの単色であれば、暗くすれば気にならないレベルになりますが、模様があると映像体験が損なわれてしまいます。
下図のような薄い模様であればあまり気になりませんが、しっかりとした模様がある場合はスクリーンを用意しましょう。
また、1K6畳のレイアウト例のように窓に投影したい場合もスクリーンを用意しましょう。
窓であれば、上図のようなロールカーテンもおすすめです。
一人暮らしにおすすめのプロジェクター
ここからは、一人暮らしにおすすめのプロジェクターをご紹介します。
一人暮らし用のプロジェクターを選ぶ上で大切なポイントは以下の3つです。
- 本体サイズの大きさ
- Android OS搭載
- スピーカー内蔵
1つ目のポイントは本体サイズです。
一人暮らしの限られた部屋の中では、スペースを取らない小型のプロジェクターがおすすめです。
2つ目は、プロジェクター本体にAndroid OSを搭載している機種を選ぶという点です。
Android OSとは、Androidスマホに搭載されているOS(オペレーションシステム)で、このOSを搭載していることでプロジェクター単体でNetflixを楽しめたり、ゲームができたりします。
3つ目は、プロジェクターにスピーカーを内蔵している機種を選ぶという点です。
プロジェクターにスピーカーが内蔵されていないと、別途用意する必要があり費用やスペースが必要になってしまいます。
以上3つのポイントを押さえた上で、一人暮らしにおすすめのプロジェクターをご紹介します。
CINEMAGE Pro / CINEMAGE miniがおすすめ
先に結論を述べると、一人暮らしには小型モバイルプロジェクター「CINEMAGE Pro」と、さらに小型化された「CINEMAGE mini」がおすすめです。
では、なぜ「CINEMAGE」と「CINEMAGE mini」がおすすめなのか、詳しくご紹介していきます。
超小型軽量ボディ
CINEMAGE miniは画像のように350mLのアルミ缶より小さなサイズとなっています。
使わないときには本棚やテーブルの端に置いてあっても邪魔にならないサイズです。
そしてCINEMAGE miniの重量はわずか410gで、バッグに入れても負担にならないほど軽くなっています。
CINEMAGEでも740gという軽量さを実現しています。
Android OS、スピーカー内蔵
CINEMAGEはAndroid OS 7.1.2、CINEMAGE miniはAndroidTV OS 9.0を搭載しているため、プロジェクター単体でNetflixなどの動画配信サービスを楽しむことができます。
また、どちらも3W出力のスピーカーを内蔵しているので、スピーカーを用意する必要もありません。
CINEMAGE詳細スペック比較表
比較項目 | CINEMAGE Pro | CINEMAGE mini |
---|---|---|
価格 | ¥78,400 | ¥49,800 |
直径サイズ | 9.0cm | 10.6cm |
投影方式 | DLP | DLP |
投影サイズ | 300インチ | 180インチ |
明るさ | 200ANSIルーメン | 100ANSIルーメン |
解像度 | 1920×1080P | 854×480P |
対応OS | Android OS 7.1.2 | Android TV OS 9.0 |
内蔵バッテリー | 8,000mAh | 7,000mAh |
メモリ | 2GB | 2GB |
ストレージ | 16GB | 16GB |
スピーカー出力 | 3W | 3W |
操作 | リモコン | タッチパネル |
小型でも十分な明るさ
設置型のプロジェクターに比べると、モバイルプロジェクターが暗いのは事実です。
小型なモバイルプロジェクターでは50ANSIルーメンのものもありますが、CINEMAGE miniは100ANSIルーメン、CINEMAGEは200ANSIルーメンの明るさがあります。
ANSIルーメンという単位は、ルーメンと異なりスクリーン全体の明るさの平均値を表しています。
ルーメン表記しかないものは、最も明るい部分の数値である可能性が高いので注意が必要です。
また、CINEMAGEの採用するパネルタイプのDLP投影方式は映画館でも採用されており、コントラストが非常に高くドットの格子も目立たないので、鮮明で美しい映像を投影できるという特徴があります。
完全コードレス使用可能
CINEMAGE miniには7,000mAh、CINEMAGEには8,000mAhのバッテリーが内蔵されており、無線接続でも2時間以上の投影が可能です。
そのため、収納時に充電しておけば、使用する時はそのままコードレスで簡単に準備ができます。
2時間あればほとんどの映画を最後まで再生することができるので安心ですね。
さらに、この大容量バッテリーを使ってスマホなどの充電をすることもでき、スマホであれば約2回分の充電が可能です。
部屋の中だけでなく、キャンプなどのアウトドアでも活躍します!
さまざまな接続方法に対応
CINEMAGEは小型ながら、HDMI、USB、無線接続などさまざまな接続方法に対応しています。
無線接続には「EShare」「Airplay」「MiraCast」に対応しているため、iPhoneもAndroidもミラーリング可能です。
またWi-Fiも安定性の高い2.4GHzと、通信速度に優れた5GHzの両帯域に対応しているので、CINEMAGE単体でもストレスなくコンテンツの再生が可能です。
電源コードやHDMIケーブル、LANケーブルも必要ないので、完全にコードレスで一人暮らしの部屋がケーブルだらけになりません。
まとめ
一人暮らしでホームシアターを作るメリットやレイアウト、おすすめのプロジェクターについてご紹介しましたがいかがだったでしょうか。
記事中でご紹介したCINEMAGEの詳細についてはこちらからご覧いただけます。