キャンプでモバイルプロジェクターを使って、家族みんなで映画観賞をしたいと思いませんか?
この記事では、キャンプに最適なモバイルプロジェクターの選び方について紹介します。
Wi-Fiや電源がなくても、モバイルプロジェクターで映画を見られます。その方法も必見です。キャンプで使用するために、モバイルプロジェクターに必要な機能や、準備するものがあります。
電源もWi-Fi環境もないキャンプ場で、モバイルプロジェクターを使いたいという方は、この記事を読んでみてください。
目次
モバイルプロジェクターは電源がなくてもキャンプで使える
バッテリー内蔵を選ぶ
キャンプのモバイルプロジェクターを選ぶなら、バッテリー内蔵のものを選びます。バッテリーが内蔵されていれば、あらかじめ充電して行けるので、電源を探す必要がありません。
キャンプのような屋外でのレジャーには、バッテリー内蔵のモバイルプロジェクターを選びます。
画質の良さにこだわり過ぎるのもわかりますが、見落としてしまうのがバッテリー容量です。キャンプのような屋外使用で、長い動画を見るとなると、長時間対応できるものを選びましょう。
2時間以上の容量を選ぶ
キャンプのモバイルプロジェクターは、2時間以上もつバッテリー内蔵のものを選ぶのがおすすめです。2時間以上もつ容量は、4000mAh以上あれば安心して使えます。
POINT
子供とゲームを楽しんだり、映画を見たりするなら、この容量は必須です。子供と遊んだ後は、自分の時間のためにも大容量を選べば、楽しめます。
2時間以下の容量は選ばない
キャンプで使うモバイルプロジェクター購入時の注意点は、2時間以下の低容量のものも含まれています。モバイルプロジェクターを検索すると、大量に商品が出てきます。
手ごろで安い商品もありますが、内蔵バッテリーの稼働時間をよく確認することが重要です。
安い商品の中には、画質だけよいものや、コンパクトなサイズ感を重視しただけのものが多いのです。いざ使ってみて、1時間程度しか持たないものもあります。購入するときは、十分に注意してください。
ポータブル電源を準備する
キャンプでモバイルプロジェクターを長時間使うとわかっているなら、ポータブル電源を用意することも検討しましょう。
ポータブル電源を用意しておけば、仮に内蔵バッテリーのないプロジェクターを購入したとしても、キャンプで使えます。
POINT
ポータブル電源につなぎ、バッテリーが内蔵されていれば、3時間以上は使えます。ポータブル電源を使えば、モバイルプロジェクターを充電しながら使用可能です。
バッテリー切れを心配することなく、キャンプで家族の時間を楽しめます。スマホの充電もできますので、キャンプにポータブル電源を持っていくのは、心強いです。
キャンプで使うモバイルプロジェクターはAndroid搭載型を選ぶ
Android OSが搭載されていること
キャンプ用にモバイルプロジェクターを購入するなら、Android OS搭載のものを選びます。Android OS搭載なら動画だけではなく、Google Playストアからアプリをダウンロードでき、ゲームプレイも可能です。
見られるコンテンツ
- Netflix
- Amazon prime
- YouTube
- ニコニコ動画
- AbemaTV
- など
Androidなので、Googleアシスタントも利用でき、操作をせずに音声で情報を検索できます。
Wi-Fiに接続できること
Wi-Fi接続できるモバイルプロジェクターを使用するメリットは、スマホとも画面共有ができたり、Android OS搭載ならさまざまな動画コンテンツを楽しめるのです。
POINT
Wi-Fi接続が可能なモバイルプロジェクターを選ぶことで、楽しみ方の幅が増えます。Android OSを搭載していなくても、スマホやPCの画面を共有できるので、映画を見られます。
Wi-Fi環境がなくてもスマホのテザリングを利用する
キャンプ場にWi-Fi環境がない場合、モバイルプロジクターは単体でインターネットに接続できません。そのときは、スマホのテザリングを利用する方法があります。
POINT
テザリングとは、スマホのモバイルデータ通信を利用して、スマホをWi-Fiルーターとして使うことです。
テザリングの機能は、スマホによって使えないものもありますが、ほとんどの機種はテザリングの機能があります。
大容量のデータプランに加入しているのなら、おすすめの使い方です。
内部ストレージがあること
キャンプにモバイルプロジェクターを持っていく前に、内部ストレージに動画をダウンロードしていきましょう。オフラインでも動画を楽めるので、ネットに接続しなくても楽しめます。
家族のお気に入りの動画を、キャンプで楽しめるのです。
HDMI端子があること
モバイルプロジェクターにHDMI端子があれば、キャンプでゲームをしたり、スマホの画面を映し出せます。HDMIケーブルでゲーム機を接続すれば、大画面で楽しめます。
ブルーレイプレーヤーもHDMIケーブルで接続すれば、手持ちのブルーレイの映画を持っていくことも可能です。
キャンプ用モバイルプロジェクターを選ぶポイント8つ!
選ぶポイント①:明るさ(ルーメン)
キャンプ用のモバイルプロジェクターは、明るさをチェックします。適度な明るさがないと、投影された画面が見にくくなってしまうのです。
明るさは「ルーメン」と、「ANSIルーメン」という単位で表記されています。
注意
ルーメンは輝度という意味で、最も明るい部分の最大値を表しています。ANSIルーメンというのは、投影したときの平均的な輝度です。選ぶ際は、ANSIルーメンで表記してあるのが安心です。
モバイルプロジェクターは、コンパクトさが売りです。そのため、輝度の調節の幅がなく、あまり上げられません。
1000ルーメンか100ANSIルーメンくらいであれば、夜間のテントの中でもはっきり投影できます。日中は外で散歩しながら、子供と一緒に遊んで、夜は映画観賞会といったスケジュールを立てましょう。
選ぶポイント②:サイズ
キャンプにモバイルプロジェクターを持ち運ぶためにも、サイズ感に注目します。手軽に持ち運びたいものなので、サイズ選びも重要です。
1kg以下のモバイルプロジェクターなら、手持ちのバッグに収まりやすいです。あまりにも小さいと画質が落ちてしまう結果となるので、小さすぎず、大きすぎないものを選ぶようにしましょう。
ポケットサイズのものもありますが、間違って落としてしまったりするので注意が必要です。重くないモバイルプロジェクターなら、家族の誰かが持っても疲れません。
選ぶポイント③:解像度
キャンプで使うモバイルプロジェクターは、解像度もチェックしましょう。表示可能な解像度をチェックしておかないと、見づらい映像で投影されてしまうのです。
YouTubeでも高画質の動画が、たくさんアップロードされています。動画配信サイトの高画質と呼ばれるものは、フルHD画質が主で、ハイエンドモデルが多くなります。次にHD画質である、720pと呼ばれる解像度です。
解像度480pのモバイルプロジェクターのメリットは、低価格帯で予算を抑えられる、エントリーモデルが多いことです。
POINT
エントリーモデルの中で比較的高級なものなら、4K映像を楽しめるモバイルプロジェクターがあります。予算を抑えてモバイルプロジェクターを手に入れたいなら、このメリットを活用するべきです。
どこでも持ち運びができて、家族と映像を楽しめる、自分に合った便利なモバイルプロジェクターを選びましょう。
選ぶポイント④:接続方法
キャンプでモバイルプロジェクターを楽しむなら、接続方法を確認しましょう。購入したけど接続できないから楽しめない、という事態にならないようにするためです。
モバイルプロジェクターの接続方法は、有線で接続するか、ワイヤレスで接続します。HDMIのように、ケーブルありで接続する方法が有線です。Wi-FiやBluetoothのように、ケーブルなしで接続するのが無線です。
キャンプでどのようにモバイルプロジェクターを使うかによって、接続方法が変わってくるのです。Android OSで動画を見たいから、ネットワークに接続するにはWi-Fiに接続します。
スマホの動画や写真を投影したいから、ミラーリングの機能を使います。HDMIや、USBのように有線で接続して、DVDやゲームを楽しみたいです。使用用途に合わせて、接続方法を確認することが非常に大事になってくるのです。
選ぶポイント⑤:対応端子
モバイルプロジェクターの接続方法を確認したら、接続端子に対応しているのかを確認しましょう。用途が定まって、有線接続にしたけど、ケーブルが繋げないという事態を避けるためです。
注意
無線接続の場合、Wi-FiかBluetoothに対応しているか、確認するだけです。物理的な有線接続の場合、ケーブルの端子が対応しているかを確認しなければなりません。
VGAケーブルを使用して、映像だけ投影したい場合は、VGA端子が接続可能かを見ます。
映像と音声両方をモバイルプロジェクターに送って、映画やゲームを楽しみたいときは、HDMI端子に対応しているか確認します。
スマホと有線接続をしたい場合は、USBケーブルを使うので、USB端子を接続できるかを調べましょう。
選ぶポイント⑥:内蔵バッテリー
キャンプでモバイルプロジェクターを使うなら、内蔵バッテリーがあるものが便利です。場所を選ばずモバイルプロジェクターを使用できるので、電源の確保が難しい屋外では強い味方になります。
モバイルプロジェクター単体での稼働時間の目安は、2時間以上です。長時間楽しむためにも、大容量を選びましょう。
選ぶポイント⑦:スピーカーの有無
キャンプでモバイルプロジェクターを使うなら、スピーカーを搭載しているかというのもチェックが必要です。
非搭載のものを購入してしまうと、スピーカーは自分で用意しなければならず、持ちものも増えてしまいます。
低価格のモバイルプロジェクターになると、非搭載のものもあります。スピーカー搭載のモバイルプロジェクターを揃えることで、使い勝手もよいのです。
選ぶポイント⑧:オートフォーカス
キャンプでモバイルプロジェクターを使うなら、オートフォーカス機能が備わっているか確認するのです。オートフォーカスは、自動で適切なピント調節をするので、すぐに映像を楽しめます。
プロジェクターからスクリーンに映し出すには、投射距離を調整します。大きいスクリーンに映し出すなら、遠い投射距離が必要です。小さいスクリーンなら、近い投射距離が必要となります。
POINT
モバイルプロジェクターとスクリーンとの距離が変わるなら、その都度ピント調節をしなければなりません。自分で調節すると、うまくいかないこともあるので、オートフォーカス機能はあると便利です。
キャンプでの映画鑑賞に便利なグッズ5選
便利なグッズ①:三脚
キャンプでモバイルプロジェクターを使うなら、三脚があると便利です。三脚があれば簡単に高さも角度も変えられるので、快適に映画観賞ができます。
モバイルプロジェクターとスクリーンの投射距離を調節すると、モバイルプロジェクターの角度も調節しなければ、全体を映せません。
三脚がなくても、モバイルプロジェクターを支える代用品があればよいですが、三脚があれば調節がしやすいのです。
便利なグッズ②:キャンピングカー
モバイルプロジェクターをキャンプで使うとき、キャンピングカーに投影するという手段があります。大きいスクリーンを、持っていかなくても済むのです。
車体の側面が比較的平らで、白い色ならスクリーンの代わりになります。
便利なグッズ③:テントの幕
モバイルプロジェクターのスクリーンの代用品なら、キャンプでおなじみのテントの幕に映し出すことが可能です。これが一番手軽な方法で、大きいテントなら大画面で見れます。
テントの幕をしっかりと張れば、きれいな映像を楽しめるのです。
便利なグッズ④:バスタオル
モバイルプロジェクターのスクリーン代わりでもっと手軽なのが、白いバスタオルです。テントの中でぶら下げて投影したり、外なら木にぶら下げられます。
外で見るなら風の影響を受けやすいので、注意してください。
便利なグッズ⑤:虫除けスプレーや線香
外でモバイルプロジェクターを使って映画観賞するなら、キャンプに欠かせない虫よけスプレーや、蚊取り線香を準備しましょう。
映像に夢中で、虫に刺されたことに気づかないことはよくあります。
夜の野外映画観賞会で天敵なのは、やはり虫なので、万全の対策が必要です。
キャンプ場で快適に屋外映画鑑賞しよう
キャンプに持っていくモバイルプロジェクターを選ぶなら、使用用途に合わせて選ぶことが大事なポイントです。
長時間の映画観賞で、家族との時間を楽しく過ごすなら、長時間稼働するモバイルプロジェクターを選びましょう。内蔵バッテリーの容量が十分なものほど、子供たちの好きなものを共有できます。
キャンプで何をするかで、選ぶべきモバイルプロジェクターが違うのです。接続方法や、Android搭載か、事前の確認が必要です。もしWi-Fi環境がないのなら、テザリング対応のスマホがあれば接続できます。
POINT
キャンプ場で快適に映画観賞するには、周囲への気配りも必要です。キャンプ場でキャンプを楽しむのは、自分たちだけではありません。夜は迷惑にならない程度の音量にしたり、まぶしい光を出すのも控えましょう。
キャンプ場でのマナーを考えつつ、モバイルプロジェクターを使用してください。